賃貸で住居を探している人の中には、経済的理由などからシェアハウスを選択肢に入れる人も多いのではないでしょうか。しかし、小さい子供を持つシングルマザーの場合、シェアハウスにおける共同生活が育児に与える影響などを心配する人も多くいるのかもしれません。そこで、シングルマザー向けのシェアハウスは、経済的・育児環境的に考えて良いものなのかどうかをアンケートしてみました。
アンケートによれば、ほとんどの人が経済的メリットを高く評価する一方で、育児環境については意見が分かれました。
・家賃を抑えることができ、何かあった時には助け合う事が出来ると思うので、良いと思います。
(30代/女性/専業主婦)
・経済的にふたんがへると思います。いざという時、家に一人ではないという安心感があります。ただ家族とはちがう一定の気配りや、自立心が必要だと思います。
(40代/女性/パートアルバイト)
・シングルマザーは1人で全て抱え込んでしまいそうなので、誰か話せる人がすぐ近くにいるのは良いと思う。
(30代/女性/専業主婦)
・みんなが信用できる人とは限らないので、あずけるあずけないとか、教育方針とか大変そう。
(30代/女性/自由業・フリーランス)
・お互いに通じ合えることがあるので、助け合いになる。ただし、個性が強すぎる人がいたら難しいかも。
(50代/女性/自由業・フリーランス)
・経済的には安価で良いと思うが、同居するシングルマザーの育ってきた家庭環境や学歴によって価値観が異なる場合が多いと思うので、子供を育てるのには難しい環境だと思う。
(30代/女性/その他専門職)
賃貸で一部屋を借り切る場合と違い、シェアハウスは経済的負担がかなり軽くなるので、シングルマザーの収入事情を考えると評価されるのは当然と言えるかもしれません。
育児環境についても、同じ境遇の者同士で相談や助け合いができるし、子供も共同生活を体験でき寂しい思いをしなくて済むという前向きな評価がありました。
しかしその反面、かなり多くの人が育児方針や価値観、性格などの違いによって、円滑な共同生活ができない可能性があるという不安を持っていることも分かりました。どういう人が一緒に入居するのかが、育児環境の良し悪しを決定する重要なポイントとなりそうです。
アンケートによれば、経済的な利点は大きいけれど、育児環境的には共同生活の相手によって心配な点もあると考えている人が多いという結果になりました。 シングルマザーのシェアハウスによる共同生活は、母親同士だけでなく子供を含めた関係性への気配りが重要になることも多く、そういうことを苦手としている人もたくさんいるようです。また、個人や家族ごとに考え方や価値観が違う点も忘れない方がいいかもしれません。しかし良い点もたくさんあり、協力や気配りが問題なくできれば、そのメリットを最大限に享受することができます。お互いが協力しようという意思や姿勢が、他の形態の共同生活以上に大切になってくるのかもしれません。
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