近年メディアで取り上げられることが増え、新たな居住スタイルとして確立しつつある「シェアハウス」。キッチンやトイレ、お風呂などは共有するものの、それぞれ個室を持ちプライベート空間は確保でき、かつ通常の1人暮らしより安く住めるとあって若者を中心に人気を集めています。特に東京は都心に近付けば近付くだけ家賃が高くなりますが、シェアハウスならば憧れの”アノ街”に手ごろな値段で住むというのも夢ではありません。しかし、どうせ安く済むなら、郊外に住んで家賃出費を抑えたい・・・という人も中にはいるかもしれません。そこで、東京のシェアハウスに関して、23区内と23区外のどちらが人気なのかを調査してみました。
【質問】
東京のシェアハウス、
住むなら23区内?23区外?
【回答】
23区内:81
23区外:19
アンケートの結果、大きく票を離して23区内に軍配が上がりました。
・利便性の事を考えると区内の方が色々と生活には便利だと思います。
(30代/女性/パートアルバイト)
・交通の利便性も求めていますので、23区内の方が良いです。少々手狭でも構わないと思っています。
(30代/女性/会社員)
・普通だったら高くて住めないけれど、シェアハウスならそれなりの出費で住めそうだから。
(40代/男性/会社員)
・どこに行くのも便利そうだし友達などにも23区内だと言うと羨ましがられるから)
(30代/男性/自営業(個人事業主))
「交通の便が良い」という声が多く挙がりました。会社に近ければ朝ものんびりと余裕を持って過ごせますし、友人とどこかで会うという時にもフットワークを軽く移動することができますので、オンもオフも充実した時間が過ごせそうですよね。
また、なにより”23区”という響きに自尊心をくすぐられる人も多いようです。テレビの中で見るような一度は住んでみたい!という願いも、シェアハウスなら叶えられるのかもしれません。
一方、あえて23区外を選びたいという人もいました。
・のんびり暮らせそうだから。費用も23区内に比べれば安そうだから。
(40代/男性/会社員)
・より広い家が確保しやすいと思われるからです。複数で住むので狭い家は無理です。
(40代/女性/無職)
・家賃が高くなってしまうからです。また、休日にゆっくりとした時間をすごしたいからです。
(30代/女性/専業主婦)
・23区内になると家賃が高くて狭くなりそうだから区外のほうがいい。
(30代/女性/専業主婦)
こちらを選んだ人が重視しているのは「家の広さ」でした。確かに、いくら個室でプライベートが確保されていてもあまりに狭いと思うようにルームメイキングができずにストレスが溜まりそうですよね。
また複数人で住む事を考えれば家は広いに越したことはないのかもしれません。同じ値段を払うのなら、より快適な家に・・・という実用的な意見が目立ちました。
今回の調査では、東京でシェアハウスを借りるなら23区内に住みたいと考えている人が大多数だということがわかりました。シェアハウスの利点は何といっても”安い家賃”ですから、それを最大限に活かして毎日をオシャレに楽しく過ごしたいという人が多いのかもしれません。もちろん郊外の住居にも郊外ならではの良さがありますから「自分がどういう生活をしたいのか」を考えれば自ずと答えが出るのでしょう。様々な意見が挙がりましたが、今までは候補に挙がらなかった場所が選択肢として出てくるということですから、シェアハウスという新たなスタイルが生活の幅を広げてくれているのは間違いないのかもしれませんね。
Copyrights© 2007-2024 GuestHouseBank.com