新しい暮らし方として人気急上昇中のシェアハウスですが、比較的管理費が高いことを理由に、入居をためらう人もいるようです。でも、シェアハウスの管理費は、一般的なアパートやマンションとは単純に比べられないものになります。通常では含まれない、さまざまな経費が含まれているケースもあるのです。もしシェアハウスを選ぶことで、生活費を節約できるとしたら、生活が楽になる部分もあるでしょう 。ここでは、シェアハウスの少しお高めな管理費の謎に徹底的に迫ります!
アパートやマンションで暮らす際に毎月支払う管理費は、一般的に家賃の5%程度だと言われています。一方、シェアハウスの場合は、家賃の20%前後が相場とされているので、その差は歴然です。ですが、2つの管理費相場を比較しただけで、シェアハウス生活を断念するのはちょっと早いかもしれません。なぜなら、シェアハウスの管理というのは、通常のアパート・マンションよりもずっと手間や時間がかかるからなのです。こなさなければならない業務、清掃する場所や頻度、チェックする項目など、あらゆる管理において従来の集合住宅とは異なります。運営サイドの管理業務の質が、シェアハウスに住む人たちの生活の質に直結すると言っても過言ではありません。管理費が高めに設定されている理由が、これでおわかりいただけるのではないでしょうか。
物件ごとに違いはありますが、シェアハウスの管理費に含まれているものの中には意外なものもたくさんあります。例えば、シェアメイトが使用するトイレットペーパーとその補充作業代。他に清掃用の洗剤も、管理費に入ることが多いアイテムです。普通のアパートに暮らしていて、トイレットペーパー代が管理費に含まれていることなどありえませんよね。また、今どきの生活には欠かせないインターネット代やセキュリティシステム代など、生活の快適性や安全性を整えるための費用を管理費で賄っている物件も目立ちます。近頃は、シェアハウスも個性豊かになり、中には専用ジムやホームシアターを完備しているなどという物件も。管理費は、このようなプラスアルファのサービスを充実させるために使用されたりもしているのです。
シェアハウスの管理費には、生活の中で欠かすことのできない経費が含まれる場合もあります。電気・水道などのいわゆる光熱費です。夏場や冬場にはいつもエアコンを長時間使って光熱費がはね上がってしまい、出費がかさむという人はたくさんいるでしょう。シェアハウスの管理費は一定なので、光熱費節約の効果が十分に期待できます。支出の見通しが立てやすくなるため、お金の使い方が計画的になるのではないでしょうか。光熱費を管理費に含んでいる物件を探して入居すれば、生活費全体を抑えられる可能性もありそうです。
管理費が高めに設定されているという理由で、契約を迷うこともあるシェアハウス。ですが、フタを開けてみれば、光熱費やインターネット代など、生活に不可欠な経費が含まれていることも多く、賢く利用することでかなりの節約になる可能性があります。シェアメイトとのほど良い距離感があれば、1人暮らしで感じやすい孤独に悩むことなく快適に暮らせるシェアハウスは、人との出会いという大きなメリットをくれる、まったく新しい生活スタイルです。上手に生活費を節約しながら、自分自身の新たね経験としても、シェアハウスを選択してみてはいかがでしょうか。
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